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パンッ!

パパンッ!!

 

「祝ッ!魂血苦笑!1周年あ〜んど10万ヒット達成〜!!」

 

わ〜〜♪パチパチ。

ガヤガヤ

ワイワイ。

オンヴィタイカヤン記念ホールには魂血苦笑。で御馴染みのメンバーがごったがえし、

豪華絢爛の料理にみな舌鼓をうっていた。

 

「でだ楓ちゃん、何で俺が司会なの?」 (汗)

 

「・・・・・それは耕一さんが昨年のMVPだからです。」

 

「は?何だい?そのMVPって・・・。」

 

「・・・・もっとも悲惨な主人公・・・に与えられる賞です。」

 

「そ、そんな賞いらね〜!!」

 

「・・・・いりませんか?」

 

「大体何で俺はこのホームページじゃ、こうもボロクソ書かれなきゃならないだ?

 主人公だぞ!?葉っぱ史上最強の主人公だぜ?」

 

「・・・・ゲームはゲーム。SSはSSです。」

 

「冷たいね・・・楓ちゃん。」

 

「・・・・あ、怒っちゃいや。」 ぎゅっ

 

「おわッ!だ、抱きつかないでくれよ!」

 

「・・・・そう言う耕一さんだって、ゲームと違って私達に冷たいです。」 ぷぅ

 

「う・・・。そ、それは君たちが・・・・。」

 

「・・・・弐部でははっきりさせて下さいね。」

 

「はっきりさせるって・・・何を?」

 

「・・・私と結婚するって事をです。」

 

「・・・・・・・・は?」

 

「・・・・・・・・うぉんちゅ。」

 

ドカァッ!

ガシャーーンッ!!

 

虎羅ッ。楓ェッ!何勝手にはしゃいでるのよッ!!」

 

そこらのテーブルを蹴散らしながら千鶴さんが物凄い形相でやってきた。

 

「あ、姉貴ッ!ちょっと落ち着け・・・・!人が沢山いるんだから・・・・!」

 

梓が千鶴さんの背中にしがみついて必死に止め様とするが、

新幹線『ちづる』は停車するどころかオーバーラン。

グワシッ!

楓ちゃんの胸座を掴むとにっこりと微笑む。

 

「ふふふ・・・・楓ちゃん♪余り新年早々耕一さんを困らせちゃダメじゃない。」

 

「・・・・ふぅ・・・毎度毎度元気だこと。もう帰ってよ・・・・姉さん。」

 

楓ちゃんはフッと蔑むような視線を送る。

 

「こ・・・このガキャァ・・・・。」 プルプル

 

「ち、千鶴さん!抑えて下さい!なにもこんなところで死舞喧嘩しなくても・・・!」

 

「耕一の言う通りだよ!2人ともいい加減にしなッ!」

 

俺と梓が割って入ると、

 

「・・・・耕一さん。」

 

千鶴さんは突然俺にしな垂れかけて来た。

 

「ちょ、ちょっと千鶴さん!」

 

「ねぇ・・・耕一さん。本当に・・・誰が好きなんですか?」

 

「はぁ!?」

 

うるうるとした瞳で彼女は俺に恐ろしい質問を投げかける。

また、バッドエンドのフラグしか立たない事を・・・・。(涙)

 

「最終兵鬼彼女のときからずっと思ってたんですが・・・。

 ・・・・まさか楓じゃないでしょうね?」 ゴゴゴゴ

 

「ひッ!?い、いや・・・め、滅相も御座いませんッ!!」

 

「だって!ちーちゃん達を尻目にイチャイチャしてたじゃないですかぁ!」

 

「あ、あれは管理人の陰謀っていうか、どうかしてたんすよ!」

 

必死に弁解していると、今度は横で様子を伺っていた楓ちゃんが硬直する。

 

「・・・・ひどい・・・耕一さん・・・!!」

 

わなわなと振るえる楓ちゃんの服の袖口からジャラジャラと鎖が流れ出てくる。

やぶぁいっす!

 

「・・・・・私の事・・・嫌いですか・・・?」

 

「そ、そう言ってるんじゃなくて!」

 

「・・・・じゃあ、好きなんですか?」

 

「なんでそう極端なんだよッ!!」

 

ガシッ

!?

誰かが俺の後頭部を鷲掴みにしてる・・・って誰だか見当は付くが。

 

「あ、梓・・・なにするんだよ?」

 

能面のような表情の梓。

 

「・・・耕一。そういやアタシもあの話はちょっと気になってたんだ。」

 

メリメリ

きゃあ〜!頭が潰れるぅ〜!

 

「・・・・耕一さん。」

 

「耕一さん!」

 

「こぉぉ〜いちぃ〜〜〜。」

 

「だ、誰かぁー!!誰か助けてくれぇーーー!!」

 

辻斬りに襲われた町人のように声を張り上げる俺。

・・・・だからMVPなのか?

ヒュンヒュンッ!!

その時、天井から人影が現れ物凄い速さで何本もの包丁を投擲した。

 

「ぬッ?」

 

千鶴さんは向かって来た包丁の雨を左手の指だけで受け止め。

 

「なんだこれ!?」

 

梓は右手で難無く掴むとそのまま包丁を粉砕。

 

「無駄ァッ!」

 

楓ちゃんは幽波紋で叩き落す。

・・・・この死舞のこれを見る度に、俺は柏木家の血を呪いたくなる。

 

「誰よッ!危ないわねぇ!!」

 

そう言いながら千鶴さんが睨みを効かせる。

・・・いや、特に危ないようには見えなかったんだが。

その人物はテーブルの上に降り立つと、くるりと振り返る。

 

「正義の味方、モエモエ初音ちゃん参上ッ!」 きゃる〜ん★

 

・・・・どこであんな事覚えてくんのだろう。 (汗)

 

「初音・・・何ですか?その恥ずかしい格好は?今すぐ着替えなさい。」

 

「・・・・・・コスプレすんな。」

 

「うわぁ・・・恥ずかしい奴。」

 

魔法少女の様な訳の分からない格好をした初音ちゃんを一様に罵る3死舞。

確かに見てる俺達の方が恥ずかしい。

何故か持ってるステッキには『ゴルァ』って書かれてるし・・・。

 

「ふんっ!てめぇらの時代はとっくに終わったんだ!

 これからは・・・・これからはロリの時代だよ!!

 

し〜〜〜ん

 

「初音、あなた高校生でしょ?」 (汗)

 

千鶴さんが珍しくまともで的確な事を言った。

 

「い、いいんだよ!『はじるす』だって設定は18なんだからッ!!」

 

苦し紛れのソフ倫通しのような言い訳を言いながら、地団駄を踏む初音ちゃん。

・・・・・・・。

 

「アホくさ、飯食うか・・・。」

 

梓はシラケたように踵を返す。

 

「ゴルァ!無視すんなッ!!」

 

「あ、あの・・・初音ちゃん。」

 

「なぁに♪お兄ちゃん♪」

 

「前々から注意したかったんだけど・・・。」

 

「・・・え?注意・・・・?」

 

「そ、その・・・格好や流行はともかくとして・・・・。

 初音ちゃんは・・・ちょっと口が悪すぎると思うよ?」

 

がぁぁぁん!

初音ちゃんは呆然としながらその場でへたり込む。

 

「・・・・・ふぇ・・・。」 ぐしっ

 

!?

驚いた事に、初音ちゃんが突然泣き出してしまった。

 

「・・・お、お兄ちゃんに・・・怒られたぁ・・・・。」 グスッグスゥ

 

「え!?な!?・・・・ちょ、初音ちゃん!?」

 

「・・・私なりに・・・・お姉ちゃん達に負けないように・・・

 ・・・・・力いっぱい虚勢はってただけなのに・・・。」 グスン

 

や、やばい・・・可愛い・・・。(汗)

 

「あ、その・・・ごめん!初音ちゃん!俺、ちょっと言い過ぎた!」

 

「うぅ・・・嫌われちゃったよぉ・・・・。」 グスングスン

 

「ごめん!嫌ってないから泣かないでよ。」

 

慌てて直ぐ隣に屈んで、初音ちゃんの頭を撫ぜていると

 

「・・・・・。」

 

ぎゅぅ。

初音ちゃんはそのまま抱きついてきた。

 

「わわ!」

 

「・・・・キスして。」

 

「はぁッ?」

 

「・・・・嫌いじゃないなら・・・・キスして。」

 

「何でそうなるの!?」

 

目を閉じた初音ちゃんの顔が間近に迫る。

その直後、殺気ッ!?

 

「蛇咬(スネーク・バイト)ッ!!」

 

ドガァアッ!!

 

「おわぁ!?」

 

梓が鬼の手で俺達が居た床のコンクリートごと粉砕。

・・・避けなきゃ死んでるぞ?

 

「ちっ!もう少しだったのにぃ!!」

 

初音ちゃんが悔しさに顔を歪ませる。

心底呆れ果てた表情の梓が俺を睨みながら毒を吐く。

 

「・・・耕一、アンタって本当に騙されやすいよな。」

 

「・・・・そうですか。」

 

俺と梓が話している間に初音ちゃんはコソコソと逃げようとするが、

 

「チェーン・ジェイルッ!!」(拘束する鎖)

 

ジャラジャラッ!!

 

「や〜〜ん!」

 

「・・・・・初音、ずいぶんはしゃいでくれたわね?」

 

すでに楓ちゃんはお仕置きタイムの準備はバッチリだったようだ。(汗)

 

「か、楓ちゃん・・・今日はめでたい日なんだし・・・。」

 

苦笑しながら俺は楓ちゃんの肩を叩く。

 

「・・・・・耕一さんがそういうなら仕方ありませんね。」

 

と言って渋々鎖を解除した。

 

「あれ?そういえば千鶴さんは・・・?」

 

「そう言えばさっきから見かけないね?」

 

何時の間にか会場に千鶴さんの姿がなく、俺達は周りを見回していた。

そこへ・・・・

 

「御待たせぇぇ〜♪」

 

反対側の扉から千鶴さんが上機嫌の顔で何かを両手に持ちながらやって来た。

 

「・・・・なんだあれ?」

 

「・・・・さぁ?」

 

何となく嫌な予感がする。

 

「ちーちゃん特製おせちですよぉ♪」

 

バァァァーーンッ!!

と、殴り書きの効果音が出てきそうな重箱がテーブルに置かれる。

な、なにぃぃーーーー!!!

「はぁ?」

 

梓が『馬鹿か?こいつは』と言いたげな表情を浮かべながらその重箱を眺める。

 

「ち、千鶴さん。ど、どうしたんですか?これ?」 ひくひく

 

「私が丹精こめて作った特製のおせちなんですぅ♪

 耕一さん♪たっくさん食べて下さいねぇ♪」

 

嫌ぁぁぁぁーーー!!!

新年早々から入院なんてまっぴら御免だッ!

ぱかぁ♪

ニコニコ顔の千鶴さんが重箱の蓋を開けると・・・・

 

もぁぁぁぁあああああ

おおおおおおおおおおおおおおおお

 

瘴気と共に、物凄い悪臭が周囲に漂い始めた。

(ぎゃぁぁあああ!!)

思わず悲鳴を上げそうになったが、猛烈な吐き気の為、声が出せない。

(梓・・・助けてくれ・・・!)

泣きそうな顔で梓に救難信号を出すが・・・・

・・・・梓はすでに特製汚世恥の悪臭で気を失っていた。

(初音ちゃん・・・・!)

初音ちゃんの方を見ると・・・

!?

しゅこ〜〜。

しゅこ〜〜〜。

何時の間にか初音ちゃんは宇宙服のようなものを着て、両手でX(ダメ)を作る。

 

『ごめん・・・お兄ちゃん。それ以上近寄れないよぉ・・・。』

 

そ、そんなぁ〜〜〜!?

俺一人、人身御供になれとおっしゃるのかッ!?

 

「耕一さん、どれから食べたいですかぁ?」

 

千鶴さんが割り箸を握ると汚世恥を物色し始める。

 

「あぁ・・・あ・・・あ・・・。」 ガタガタ

 

「あ♪はい、じゃあ栗きんとんから♪」

 

そう言って得体の知れない物体(ババ色)をついばむ。

逃げたくて逃げたくて、おしっこももらしそうだが

・・・俺は足がすくんで逃げる事すら出来ない。

 

「はい♪耕一さん、あ〜〜〜ん♪」

 

今、まさにこの世で最も恐ろしい毒が俺の口に注がれようとしている!!

いやぁぁぁ!!御慈悲をぉぉ!!!

 

ビューーーンッ!!

ガシャァァアーーーーンッ!!

し〜〜〜〜ん

突如横から鎖が一直線に飛んできて、千鶴さんの手に持たれた割り箸ともども重箱を叩き割った。

壊れた重箱は中身(自主規制)をぶちまけながら床に散らばる。

床がしゅぅぅっと嫌な音を立てて溶けていった・・・・。

 

「・・・・・・・・。」

 

そんな情景を千鶴さんは固まったまま見つめていた。

俺は視線を横にむけると、そこには楓ちゃんがいらっしゃった。

 

「・・・・間に合って、良かったです。」

 

「か、楓ちゃん・・・・・。」

 

「・・・・・・・・楓。」

 

ゆらり。と千鶴さんが回れ右して楓ちゃんに向き直る。

ピシッピシッ。

周囲の気温が恐ろしく寒くなる・・・・。

そして・・・・楓ちゃんが・・・・ぽつりと戦いを告げる合図を一言。

 

「・・・・無病息災。」

 

うばっしゃぁぁぁあああああ!!!

・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

「はい♪ときめきさん。もう一杯。」

 

「ははは、ありがとう。」

 

VIP席で雪希ちゃんに酒をつがれて飲んでいた管理人の傍に

呆れ果てた表情の長瀬裕介くんがやってきた。

 

「ん?どうしたんだい?長瀬くん。」

 

「・・・ときめきさん。あそこの一団・・・なんとかして下さいよ。」

 

そう言いながら長瀬くんが指さした方向を見ると・・・・

痕グループ周辺はデビル・メイ・クライ状態になっていた。

ガチャーンッ!!

ドォォォン!!

 

「すまん。来年はもう呼ばないから・・・・。」

 

「殺すッ!!弐部にすら出られなくしてやるッ!!」

 

「・・・・・・・姉さん、貴方は人気がないのよ。」

 

「俺はもう2度と出たくねぇぇ!!」

 

ドガシャーーンッ!!

パリーーン。

そんな会場を近くから眺める一団が・・・・・・。

 

 

ドドドドドド

「あははぁ♪あれが噂の柏木4死舞ですかぁ?」

「うぐぅ。ボクたちのぱわぁに比べたら、あんな4死舞なんて目じゃないね。」

「・・・・・・はちみつくまさん。」

「あゆの言う通りだよぉ。所詮『痕』なんて『Kanon』の人気に比べたら、ね?祐一♪」

「当然だ真琴。俺達鍵帝国は無敵なんだからな。」

 

・・・・・・・・。

鍵帝国の襲来ッ!?

4死舞最大の危機ッ!!

ついに恐れていた事態が魂血苦笑。に到来する。

果たして、葉っぱ王国は鍵帝国の猛攻を防ぎきれるのだろうか!?

今年の魂血苦笑。も波乱の予感がッ!!

カチャリ。

!?

後頭部に冷やりとした金属が突きつけられる。

「・・・それ以前にBloodyAlbumはいつ連載開始なんだい?」

「ヒッ!?そ、そりはもう直ぐで御座いますから!!」

 

 

特別変、おちまい♪