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行き当たりばったり東鳩SS3

第3話 未来への遺産

 

あかりはデスマスクみたいな表情を浮かべながらこちらに歩みよってきた。

俺と志保は影を踏まれたみたい?にその場から一歩も動けない。

やがてあかりは俺達のそばまで来ると、クスリッと氷の微笑を浮かべた。


「浩之ちゃん、ひどいよぉ、迎えに行ったらいないんだもん。」


「あ、、、あ、、あ、、ありゃな、ちょっとあるゲームを買いに行ってたんだ。
 
 なにしろ人気商品らしいから、朝一でゲームショップに行ってたんだよぉ。」


苦し紛れに俺は言い訳をする。・・・・もっとマシな言い訳はないのか?(涙)

ちなみに「」は徹夜で買いに行くけどな。


(ぼそり)「・・・・・・嘘ついてんじゃねぇよ、ダボが!」


「はっ、はいぃぃ〜〜!?」


「・・・・・・・・えっ?どうしたの、浩之ちゃん?急に変だよう?えへへ。

 ・・・・・・・・ふ〜ん、そっか〜、浩之ちゃんゲーム好きだもんね。」


「そうっす!好きっす、大好きっす!」(特にえちぃゲームはな。)


あかりの絶対時間(エンペラータイム)の中で

俺は苦しい会話を余儀なくされた。

ふと、あかりは凍ったように立ち尽くしていた志保に目線をやると


「あれぇ〜?志保、どうしたの?なんか顔色悪いよ?」


「ソ、、、、ソ、、、、ソンナコトナイワヨ、、、。」


「でもぉ、すっごく汗かいてるし、苦しそうだよぉ?」


「ソ、、、、ソソ、、、ソンナコト、、、ナイワヨ!」


「保健室連れて行ってあげるよぉ〜、さぁ、行きましょ♪」


「ソンナコトナイッ!ソンナコトナイッ!!イ、、、、イ、、、イヤァァーーー!!!!」


志保は壊れかけたファービィ人形のようだった・・・。

襟首を最終兵器彼女につかまれ、死にそうな顔でズルズルと連行されて逝く。

呆然と見送る俺に向かって志保は


「タスケテ、、、、ヒロユキ、、、、タスケテェー、テェー、テェ・・・・・(エコー)」


すまん、志保。って言うか無理だ。

・・・・俺は彼女を助けてやる事が出来なかった。

・・・・・・・・・・シュビドゥビドゥ〜、シュビドゥビドゥ〜♪(ByへるしんぐOP)

姉さん、事件です。!?

友人の志保があかりのせいで神隠しにあいそうです、、、。

・・・・・・志保が連れ去られた後、俺は下駄箱付近で志保との会話の思い起こしていた。

誰なんだろう?あかりの好きなやつって、、、、。

く!あれだけの情報じゃ何とも分かんねーぜ。

・・・・・・・・・・まてよ?まるであかりは志保が言わんとしてた人物を俺に知られるのを怖れた?

まさか、、、、、、、、、まぢか!?







あかりの好きなやつって、、、、、、ひょっとして、、、、、雅史?(死ッ)





長岡 志保 (スタンド名 ハイカンフォーカス)

再起不能(リタイア)⇒To be continued

 

俺はしょうがなく休み時間を見計らって教室へ、あかりも2時間目開始間際に教室へ戻ってきた。

・・・・・・あかり・・・・・その制服についてる返り血は!?

次の休み時間、俺は志保が一応心配だったので、となりの志保のクラスに確かめに行くと

志保の机には花瓶が置かれていた・・・。

さらに机の傍で何故か雅史が佇んでおり、花瓶を見つめてガタガタと震えていた。


!?


雅史のやろう、何か知ってやがるっ!?

ちっ!あかりの好きなやつってのは雅史じゃねーのか。

雅史だったら強引にあかりとくっつけてやって、めでたしめでたし(完)だったのによぉ、、、。

しょうがねぇ、雅史(モーホー)に聞くのが得策だな。

俺は雅史にかけ寄り、襟首をつかまえると一目散に雅史を連れて教室から退避。


「わわわっ!ど、どうしたの?浩之ぃ!ちょっと乱暴だよぉ!」


「やかましいっ!黙ってついて来い!」


俺は取り合えず雅史を無理やり屋上につれていった。

屋上に着くや否や、俺は雅史に向かって問い詰め始めた。


「いいかぁ!これから2、3俺の言う質問に答えてくれ!すぐ済むからよぉ」


俺の緊迫した雰囲気に雅史は何かを悟ったのか、


「い、嫌だよっ!!ぼ、、、僕は何にも知らないからねっ!」


虎羅。ばっくれてんじゃねーよカマがっ!単刀直入に聞くぞ!

  ・・・あかりの好きな人って誰だ!?」


質問すると同時に雅史の顔色がリトマス紙のように青色に変わった。

(こいつ、クロだ!)


「な・・ななななな・・・・なんの事だよ?あかりちゃんの好きな人だってぇ〜?」


「あぁ、そうだよ!お前と志保は絶対知ってるはずだ!言えよ!」


「そ、そんなぁ〜!困るよぉ〜〜〜!っていうか、言っちゃったら僕が逝っちゃうよ〜〜!!」


「知るか。バカ!俺はこのままあかりに恨まれたままだと
 
 幸せなハッピースクールライフが台無しになっちまうんだよ!」


「浩之ぃ〜!そんな事、僕の口から言わなくても分かるだろぉぉ〜〜!!!」


「あぁ!?地球語しゃべれよ!分かるわきゃねーだろが!

  今すぐ教えねーと、もうテメェとは絶交だ!!」


「い、いやだぁっ!!!」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・そんなに激しいリアクションするな、まぢで怖いから。」


「分かったよ、言うよ。ただし、絶対あかりちゃんには僕が言ったって言わないでよね!


「あぁ!約束するから早くいえよ、コノヤロー!闘魂注入するぞ!?」


「・・・・・・・・・浩之だよ!」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふぁ?


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まさしくん、いま、、、なんつった?」


「だから、、、、、浩之なんだよ、、、あかりちゃんが好きなのって。」





『THE・WORLDッ!!時よ止まれ。』




つづく