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行き当たりばったり東鳩SS4

第4話 王立国境騎士団の最後?(笑)

浩之のものは俺?のもの (ジャイアニズムあかり)

 

 

・・・・・・・長い・・・・長い沈黙が続いた。

「あかりの・・・・好きなやつって・・・・俺かよ・・・・。」

「・・・・・・・・・浩之・・・・。」

「なぁ・・・雅史・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・・・・。」

「ったくぅ!冗談キツイぞ?魂血苦笑!?

 そんな事はシャレでも言うなよぉ〜。ったく幾らダチでも本気で刺すぞ♪

「・・・・・・・・・・・・・。」


「なぁ〜、おいぃ〜♪なぁ〜に黙ってんだよぉ〜?
  あ?あれか?先週の500円返してないから仕返しかよ〜。

  ったく、お前もワルだなぁ。ギャハハハハハッ!」

「・・・・・・・・・・・・・浩之。」

「あん?」

「御愁傷さま。」

「・・・・・・・・・・・・・・・。」

俺はその場にゆっくりと倒れこんだ。

なんてゆーか、雅史の姿がスローモーションで水平90度に傾く・・・。

そして・・・・あとは深い闇だけが視界を覆った。(BGM 青春の輝き Byカーペンターズ)



ふと、目を覚ますと何故か俺は保健室のベッドで寝ていた。

あれっ!?ここって、ガッコの保健室だよな?なんで俺がここで寝てんだよ?

ふと気付くと、奥の方で巨神兵にでも襲われたのか?と思ってしまうほど

ボロボロになった志保がベッドの上でエレクトしていた。

「!?、そうか!俺、、、、気絶して、、、。」

「だいじょうぶぅ?浩之ちゃ〜ん・・・・。」

「ひっ!」

いつの間にかあかりがベッドの傍で心配そうに佇んでいた。

「なんか、屋上で気絶してたって聞いたの。女子が見つけて先生を呼んでくれたらしいよ。

 もう、びっくりしちゃったよぉ〜!心配したんだからぁ〜。」

「そ、そうか、、、、悪ぃ、、、、貧血になったかもしれなくてな、、、。」

「もう、またインスタンとばかり食べてたんでしょう?ダメだよぉ、ちゃんと食べなきゃ!」

「ハハハハ、、、、そうだな。たまには牛丼大盛りネギだくでも食わないとな。」

「あ、そうだぁ!わたしが今日お夕飯つくりに行くよぉ♪」

「いやっ、ヤメロッ!!」

ッ!!しまった!つい恐怖が先行して大声を立ててしまった・・・。

「!?」

あかりは一瞬だけ驚いた表情を浮かべたあと、すぐにものすごい目つきに変わり・・・・。

「・・・・・・・浩之ちゃん、なんか変だよ?」

「いや、、、ちょっと気が動転しててな、ははは、、、、悪かったよ。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」じぃ〜〜〜〜〜〜〜

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」汗

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・どこまで知ってんだ?」

 

 

「ひっ!!」


どこぞのヴァチカンの神父のような目で、あかりは俺の瞳を覗きこんだ後

魔界から召還された獣みたいな、ものすごい声でそう言い放った。

俺は恐怖のエクスタシーでお腹がいっぱいになった。

もう目の前のあかりという生命体から一刻も早く離れたかった。

(逃げよう!逃げるしかないっ!!!)

「う、うわぁぁぁぁーーーーーー!!!」

俺は自分でも驚くような速さで保健室から脱出した。

こんなことなら・・・・速パック、買っときゃよかったよ・・・おかーさぁーーーん!!

「どうして、、、、、、逃げるの?、、、、浩之ちゃん!!」

後ろからあかりの声が聞こえ、全速力で走りながら振り返ると・・・・

「うがぁぁ〜〜〜〜!!!!」

あかりが生物災害の追跡者よろしくものすごい形相と速度で追いかけてくる。

「イヤァァーーーーーーーー来ないでぇぇーーーー!!!!」

「はっはっは、何処へ行こうと言うのだね?」

必死で逃げながら、廊下のすぐ向こうにある図書室に駆け込もうと考えつき、


図書室のドアに手をのばすが、恐怖と焦りの為かなかなかドアが開かない!

「ひ、開いてぇぇーーーっ!!!」

泣きながら、なんとかドアを開いて中に転がり込むと

そこには来栖川電工製の人型メイドロボット、マルチがバッテリー充電CHUだった。

マルチは充電中の為か、スリープモードに入っているらしく全く無反応。

とにかく俺は腰が抜けそうになりながらも、なんとか古書コーナーに身を潜めた。

俺の学校の図書室は意外にも県内最大の広さで有名らしく、かくれんぼも出来てしまうほどなので

ここでしばらく身を潜めれば、あかりをやりすごせるかもしれない、、、。

・・・・・・・・・・カツ・・・カツ・・・・カツ・・・・。

「浩之ちゃん、、、、、、、隠れてるのは分かっているんだよぉぉ〜〜。」

・・・・・・・・・・・敵も手強い。

ナイフ一本でクリアですら至難なのに、、、、、よりによって素手かよ、、、、。(涙)

「・・・・・・浩之ちゃん。・・・・・・・小便は済ませたか?

神様にお祈りは済ませたか?

本の棚に隠れてガタガタ震えながら

命乞いの準備はOK?

 

 

 

・・・・・・・・・・俺は・・・・・・死ぬのか?・・・・嫌だ・・嫌だぁ!


 

 


神様、もう少しだけ!

 

 

(つづく)